太陽光発電所もってるの…?
今は全部で3基もってるよ!それぞれどんな感じか紹介していくね
太陽光発電の事業とは?
一般的な太陽光発電のイメージは家の屋根にパネルがついているタイプだと思います。こちらは発電した電気を自家消費できて、余った余剰電気を電力会社に売電します。
一方で田舎の安い土地にパネルを敷き詰めたものを、野立ての太陽光発電所と言います。私が事業として運用しているのはこのタイプになります。野立て太陽光発電所には低圧発電所と高圧発電所と呼ばれる2種類があります。一般のサラリーマンが購入できるのは低圧発電所になります。最近出回っているものは一基あたり1,500万~3,000万ほど初期費用がかかります。おおよそ実質利回りは9%に設定されています。
太陽光発電所のメリット
さてなぜ私が太陽光発電所を始めようと思ったのか。理由はそのメリットの大きさです。
- 20年間は固定買取(事業収支が予測しやすい)
- 手間がかからない(サラリーマン向け)
- 銀行等から借入ができる
メリット①:20年間は固定買取
屋根にパネルをつけるタイプは売電単価が10年間固定です。一方、野立ての太陽光は売電単価が20年間固定になります。つまり発電した分はすべて電力会社が固定の売電単価で買取してくれます。通常、不動産投資の場合は年数が経過するごとに家賃の見直しが発生して家賃下落リスクがあったりしますが、太陽光は20年間は固定の売電単価のため、事業収支が安定していて予測しやすい事業といえます。
事業収支が予測しやすいというのは、太陽光発電はどこに発電所を作るかによって、ほぼその収支が決まってきます。これまでの日射量のデータをもとに予測シミュレーションができるため、事業収支がほぼブレることがありません。今年から一年中雨が降り続けているなんて地域はないでしょう。
メリット②:手間がかからない
太陽光発電は手間がほとんどかかりません。基本的にはほったらかしでOKなんです。
- 毎日のメールチェック(発電所アラートメールがきてないか)
- 月次の予実シミュレーションの確認
- 年数3回ほどの草刈り
発電所には遠隔監視システムが設定しているため、日々どれくらいの発電をしているのかをWebサイトから確認することができます。そこで発電が急にゼロになったり、各パネルブロック同士で発電量に乖離が発生すると遠隔監視システムからメールが届きます。その際は太陽光発電の販社に問い合わせし、現地へ駆けつけしてもらい対応してもらいます。
月次で予実シミュレーションをしています。Webサイトから月単位や日単位での発電量の実績値をCSVファイルにダウンロードしてオリジナルのExcelで予実対比しています。シミュレーションから大きくずれてないかなどチェックします。
あとは発電所にはどうしても草が生えてきて、草のせいで影ができてしまい発電量が下がってしまうため、草刈りは必要になってきます。私の場合は外注化しており自身で草刈りすることはありません。発電所の場所が自宅から近くにあれば自身で行って外注コストを下げるのは良いと思います。
メリット③:銀行等から借入ができる
太陽光発電投資と呼ばれていますが、不動産と同じく事業運営になるため銀行等から借入することができます。株式投資などの運用目的では銀行から借入はできませんが、太陽光発電は借入が可能です。また太陽光発電事業であるため、個人事業主として太陽光を副業として扱うこともできます。太陽光事業を運営していくためにかかった費用はもちろん、経費として計上することができ節税することが可能です。
私の保有する太陽光発電所たち
2021年時点、保有している発電所は全部で3基あります。現金一括購入はしておらず、すべて金融機関から借入しています。基本はフルローンで15年返済です。野立て太陽光の固定買取は20年間のため、15年目までは手残りはほぼなし、16年目からの5年間はローン返済が終わってますのでゴールデンタイムがやってくる事業シミュレーションになります。
余談ですが「太陽光発電所① 千葉」は表面利回りが他と比べて低いですが、表面利回りは実績値より算出しているためです。業者が出してきたシミュレーションでは表面利回りは9%越えでしたが、実際は9%を下回る成績になってます。